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乳房にできる悪性の腫瘍で、年々増える傾向にあり、婦人科がんの中で最も多いがんです。
はっきりとした原因は不明ですが、エストロゲンが関係しているとされています。乳がんの発生は、20歳すぎから歳を追うごとに増加し、40歳代後半から50歳代前半にピークを迎えます。
とくに初経の時期が早く、妊娠や出産経験の無い人のリスクが高いとされています。 |
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● 症状
乳がんは胸のしこりによって発見される場合がほとんどです。乳頭部分がただれたり血液の混じった分泌物が見られることがあります。しこりが大きくなってくると、乳首が落ち込んだり、しこりの上がえくぼのようになったりします。
よく似た症状の病気もありますが、しこりや痛みを感じたら、早めに専門医にみてもらうようにしましょう。
● 治療
治療の基本は、しこりを取り除く手術です。以前は乳房やその周辺まで切り取る方法が一般的でしたが、女性にとって心理的苦痛が大きいため、現在ではよほどのことがない限り行われません。
今は乳房を部分的に切り取ったり、しこりの部分だけを取り出す乳房温存手術が中心になりつつあります。また再発を防ぐため、放射線による治療や、抗がん剤やエストロゲンのはたらきを弱くする薬が投与されます。
いずれも進行や症状によって治療が異なるので、専門医とよく相談して、自分にあった方法を選ぶことが大切です。
乳がんは早期の発見、治療により「不治の病」ではなくなりました。
30歳以上になったら、少なくとも月に1度くらいのセルフチェックと年に1回は乳がん検診を受けるようにしましょう。かなりの確率で早期発見・早期治療が可能です。 |
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